歴史
青森県は縄文文化の宝庫であり、三沢市でも数多くの遺跡が発見されています。小川原湖周辺の野口貝塚や早稲田貝塚は特に有名で、野口貝塚から出土した縄文晩期の土器は、西津軽郡木造町の亀ヶ岡遺跡に匹敵する精巧なものであるとされています。
「三沢市歴史民俗資料館」では、これらの考古資料や漁具、民俗芸能の神楽面、古文書など、幅広い歴史の資料を数多く収蔵しています。また、小川原湖の珍しい動植物の標本なども展示され、自然豊かなこの地で昔からの生活や環境にふれることができます。
三沢市の土地は、藩政時代には盛岡南部藩最大の牧場”木崎の牧”が広がっていたところで、明治以降も淋代平共有牧場、村営牧場と引き継がれ、馬産地として長く知られてきました。今でも郊外では草をはむ馬や牛の情景が見られ、当時を偲ぶことができます。
また、太平洋戦争前に日本海軍が建設していた三沢飛行場(基地)を、戦後、米軍が接収して拡張したことにより人口も急激に増加し、異国情緒溢れるまちとして発展してきました。
このように三沢市は、縄文遺跡埋蔵の地、広大な牧場の跡地、空港、そして全国でも珍しい砂浜海岸に建設された漁港のある街として、多彩な顔と歴史を持っています。
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