=ライフジャケットが命を救う!!=
近年、小型船舶による海難事故が増加しています。
小型漁船における漁業従事者の高齢化、一人乗り操業化が主な原因と考えられます。
事故を分析すると、ライフジャケットの着用が海難や海中転落による死亡、行方不明者
の減少に極めて有効であり、統計によると、ライフジャケットを着用していれば、事故に遭った際の
生存率が、ライフジャケットを着用していなかった時よりも4倍程向上するそうです。
平成15年6月1日より「船舶職員及び小型船舶操縦者法」が施行されたのに伴い、
小型船舶乗船者に対してライフジャケットの着用措置を講じており、一部の小型乗船者に対しては
ライフジャケットの着用を義務づけています。
ライフジャケットの着用が義務づけられているのは以下の場合です。
1 航行中の水上オートバイに乗船している場合
2 小児(十二歳未満)が航行中の小型船舶に乗船している場合
3 航行中の小型漁船に一人で乗船して漁ろうに従事している場合
● 水難事故の生死を分ける目安
水難事故の場合、生死を分ける目安となるのは、水中での体温の低下、
あるいは、身体を浮かすことが出来る時間の有無であると言われています。
(1)ハイポサミア(体温低下症)の発生
正常な運動及び細胞の機能が失われる程度まで、体温が低下した症状のことをハイポサミアと言います。
水難事故に関わる犠牲者の死因について、ほとんどの場合「溺死」として報告されていますが、
実はその内のかなりの数がハイポサミアによる死亡、またはそれが重大な要因の一つであると言われています。
(2)身体を浮かすことの出来る時間の有無
水難事故の場合、身体を水面に浮かび続けられないということは、
発見の遅れから、早期救助が難しくなるということであります。
以上のような点から、ライフジャケットの着用は、水面に浮き続けることで、早期の発見を促すことになります。
同時にそれは、ハイポサミアを防ぐということでもあり、ライフジャケットは海・川での活動において
有効であると言えるのです。
● ライフジャケットを選ぶときの注意点
ライフジャケットには様々な種類がありますが、色やデザインなどで選ばず、
以下のような点に注意して選ぶことが必要です。
★サイズが体に合っているか
● ライフジャケット着用時の注意点
ライフジャケット着用時の注意点は、裾の紐をしっかりと締めることです。
ライフジャケットは裾紐を締めなければ、浮こうとして顎を圧迫し、さらに腕を圧迫するため、
非常に邪魔なものになってしまいます。
皆さん、自分の身を守るためにも海に出かけるときはライフジャケットを着用しましょう!!