カラスフォーラム  〜 カラスのいないきれいなまちづくりを目指して 〜
 カラスによってごみ集積場所が荒らされる被害をなくそうと、平成20年3月5日(水)、三沢市公会堂でカラスフォーラムが開催されました。
 
 参加者は町内会関係者、ごみ収集業者など約120名。遠くは岩手県花巻市から市民団体20名も訪れるなど、カラス被害に対する関心の高さが表れました。

 このフォーラムはモデル町内会(桜町一丁目・南町・幸町一丁目・平畑一丁目)と連合町内会が
取り組んだ様々な取組成果の発表を中心に、有効なカラス対策を考えるものです。
 カラス被害に悩む参加者を中心に、活発な意見・情報が交わされ、盛況のうちに幕を閉じました。
当日、発表された内容は以下のとおりです。

■モデル町内会の取組成果
モデル町内会は平成19年8月から11月の4ヶ月にわたり、様々なカラス対策を実施。町内会の実情に応じて異なる内容となりました。
町内会名 改善策 コメント
桜町二丁目 ネットの大きさを拡大
○回覧板で生ごみの出し方を指導
○月1回の町内清掃
 回覧板などによる広報活動やボランティアによる集積場所の清掃を開始したことにより、分別が徹底される等ごみ出しのマナーがよくなった。こまめに集積場所を管理していくしかないと感じた。
町内会長 林さん
南町 ○黄色いごみ袋の導入
○折りたたみ式ごみ集積箱の製作
使用時の写真 収納時の写真
網を縫い付けたブルーシートの設置
 様々な方法を試してみた。どれもそれなりに効果的だったが、ごみの出し方が悪いケースもあり、それが課題。いずれにせよ、場所や予算、集積場所の管理に協力してくれる人数などに応じた対応が必要になる。
左…町内会長 根岸さん
右…副会長 川口さん
幸町一丁目 黄色いごみ袋の導入
○ネットの二重化
○看板の移動(収集後に撤去)
集積場所の管理強化
 地域柄、事業系ごみと思われるものが集積場所に出されるケースがあったため、収集日以外は看板を移動させたりもした。黄色いごみ袋は効果的だったと思う。全体としては、収集日を守るなど、マナーの向上がカラス対策の鍵。
町内会長 石橋さん
平畑一丁目 ○ネットの二重化
使用時の写真 拡大した写真
 カラス対策は、ネットの二重化の一つに絞った。カラスはネットの上からごみを突いていたが、二重にしたらネットに近づかなくなった。ただ、ネットの外側にごみを出す人もいて、苦労して作った二重ネットが活かされていないこともある。
町内会長 梅津さん
連合町内会
(松原町)
折りたたみ式ごみ集積容器の設置  松原町周辺はカラスが多く飛来していたため、物理的にカラスとごみを遮断する方法をとった。ただ、ある程度、道路が広くなければ。また、凍結した場合、折りたためないことも考えられる。
連合町内会 齋藤さん
司会も務めました。
■カラス対策のポイント
モデル町内会の成果報告を基に、市と連合町内会が今後のカラス対策を発表しました。
〜共通の課題は、ごみ出しマナーの向上〜
 5団体で行われたカラス対策。様々な方法を試してみた結果、どの方法も効果的であることがわかりました。
 ただ、どの方法も、ごみをきちんと出さなければ、カラスによってごみ集積場所を荒らされてしまいます。
〜カラスは目でエサを探す〜
 カラスは臭いで食べ物を探していると思われていますが、違います。目で探しているのです。カラスは地上を見下ろし、食べ物を物色しています。最近のごみ袋は透明なため、探しやすいのです。
 モデル町内会の報告例にあったように、ごみがネットに覆われていない場合は、カラスが食べ物をあさる絶好の機会です。
〜カラス被害をなくすためには?〜
一にも二にも、ごみ集積場所の状態を良好に維持することが必要です。そのためには次の方法が有効です。
○生ごみの減量…まず、カラスのエサとなる生ごみそのものを少なくすることです。なるべく生ごみが出ないよう、必要な分だけ食材を購入したり、生ごみを土に混ぜ堆肥として活用する方法があります。

○生ごみの出し方を工夫…カラスは臭いではなく目でエサを探します。新聞紙で包んでごみ袋にいれるようにしましょう。 (生ごみ入れの作り方はこちら

○ごみ集積場所を清掃…
町内会の中には、集積場所へほうきやちりとりを常備して、交代で清掃を行っているところがあります。このように地域全体で行うようにすれば、一人当たりの負担も軽減され、協力しやすくなります。(実施している写真はこちら)

○回覧板でマナーの啓発…日頃から、ごみの正しい捨て方などを周知することが必要です。地味なようですが、地域全体でごみの捨て方などを見直すきっかけともなります。
■カラスフォーラムの光景
受付の様子 対策方法をメモする参加者。
研究熱心です。
折りたたみ式ごみ集積容器の導入を検討中?
連合町内会長の挨拶(左) 発表の様子 意見交換は盛り上がりました!

■終わりに
 効果的なカラス対策も、一回きりとか一人だけでは効果がありません。「地域全体の協力」、「継続的に実施」することが、長い目で見ると一番効果的なカラス対策です。結局、ごみを出す際のちょっとした工夫がカラス問題の解決の近道です。
 一人ひとりの心がけ、それがきれいな街をつくってきます。市民の皆さん、一緒に頑張りましょう!

フォーラム参加者の意見を聞きました!
 参加者の方にアンケートをお願いしたところ、以下のとおり回答がありました。参加していただいた方には好評のだったようで、今回のフォーラムがきれいな街づくりに役立てば幸いです。
 アンケートの詳細はこちら

■カラスフォーラムはどのように知りましたか
 ▽市からの案内…62.5%
 ▽友人知人の紹介…11.4%
 ▽その他…9.1%
 ▽広報みさわ…8.0%
 ▽市のホームページ…5.7%

■カラスアンケートの内容は参考になりましたか
 ▽なった…77.3%
 ▽どちらともいえない…20.5%
 ▽ならなかった…1.1%
 ▽無回答…1.1%

■今回のフォーラムの中で、試してみたいカラス対策・ごみ対策はありますか
 ▽ある…86.4%
 ▽ない…8.0%
 ▽無回答…5.7%

■試してみたいカラス対策・ごみ対策の内訳(前項の質問で「ある」と答えた人が対象)
 ▽黄色いごみ袋…40.8%
 ▽二重ネット…26.3%
 ▽折りたたみ式集積容器…10.5%
 ▽その他…9.2%
 ▽ブルーシート…6.6%
 ▽無回答…6.6%

カラスフォーラムに関するお問い合わせは…企画財政部 まちづくり課 .0176-53-5111(内線)345
ごみの出し方などに関するお問い合わせは…民生部 ごみゼロ推進課 .0176-59-3331

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