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| 広報くろいし2001年01月1日号より | |||||||||
魅力再発見「造り酒屋と地酒」
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| 最近は、ワインや焼酎などのブームで、全国的に日本酒の消費量が減少しています。本市の造り酒屋は、菊乃井・玉垂・初駒の3社があり、それぞれに伝統的な店構えでこみせ≠ニ調和し、物産のほか観光面でも一役買っています。 明治初期の黒石は、米穀を除いてこれといった特産物がなく、良質の米と清水をあわせもっていたことから、酒造業が工業の中心でした。 明治20年代に入ると改良酒の研究が盛んに行われ、黒石の酒は生産量や販売・宣伝面で地に劣るものの、品質の面で着実に全国の上位に食い込むようになり、以来「黒石の酒」として名をはせています。 当時の酒造業者は11軒ほどありましたが、現在も3社が伝統を受け継ぎ、多様化したニーズに合わせて、銘酒を造り続けています。 「菊乃井」で知られる鳴海醸造店(中町)は、文化3年の創業で、屋号が「稲村屋」。酒名は、菊花を愛でた2代目文四郎が、その芳香を酒にとり入れたいと願い、槽口(ふなぐち)に菊の枝をおいたのが由来。 大正2年創業の「玉垂」(中町・中村亀吉酒造店)は、甘口の酒として親しまれてきましたが、嗜好の変化に合わせて徐々に辛口へと変化。酒名は、弘前本行寺の住職が座禅を組んでいたときに、岩からしたたり落ちる水滴の甘美さに心を打たれた―という故事にちなんでいます。 また、明治27年創業の「初駒」(元町・佐藤酒造)は、辛口の酒として好評。若駒のようにはつらつとした酒を造っていきたいという願いを込め、大正初期に命名されました。 本市には、りんごに代表される物産が多くありますが、地酒も贈答品に欠かせない物産の一つ。各店ともアイデアを凝らした新酒を売り出していますので、寒くなるこれからの季節は、地酒に親しんでみてはいかがでしょうか。 |
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店頭に陳列されている商品
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