ホームくろいし魅力百選>その79「市天然記念物 中野のモミジ」

広報くろいし2004年11月1日号より
くろいし魅力百選 その79
市天然記念物 中野のモミジ

   

中野のもみじ
 中野紅葉(もみじ)山は、南中野の東方に位置し、中野川や不動の滝・中野神社などとよく調和したモミジの景勝地です。

 入り口となる中野神社の鳥居をくぐり、階段を降りると川沿いに3本の見事な樹形をしたモミジが姿を現わします。

 いずれもカエデ科カエデ属のイロハモミジで、樹齢約200年。樹高は、10b前後で、幹周が約3bです。

 このモミジは、青森県内がイロハモミジの自然分布区域に含まれていないため、自生したのではなく植樹されたと判断されています。

 また、中野のモミジには、次のような由来があります。『黒石七代領主典暁(つねとし)の時代、享和(きょうわ)2(1802)年9月26日に、弘前九代藩主津軽寧親(やすちか)が温湯村に一泊した。中野山のモミジをはじめ中野川の滝に魅せられた寧親は、京都からカエデの苗木約百本を取り寄せ、翌年4月13日中野不動尊へ奉納し、自ら現在の場所に3本のモミジの苗木を手植えした。それ以来、中野のモミジはより有名になり、京都の紅葉の名所である「嵐山」に対し、「小嵐山」と呼ばれるようになった』とされています。

 このことから、このモミジ3本は、「お手植えのモミジ」と呼ばれ、現在まで大切に保存されてきました。

ライトアップされた中野もみじ山 昭和58年2月1日には、市の天然記念物に指定され、市民の大切な財産として保護されることになったほか、中野紅葉山は、四季折々の色彩で訪れる人たちの目を楽しませています。

 今年は、臨時観光案内所を11月10日までの午前10時〜午後4時に開設し、職員など3人を常駐しているほか、10日までは、3本のモミジなどをライトアップ。

 この機会に中野紅葉山の夜景をご覧になってはいかがでしょうか。





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