ホームくろいし魅力百選>その75「黒石ねぷた祭り」

広報くろいし2004年7月1日号より
くろいし魅力百選 その75
黒石ねぷた祭り

   


 「ヤーレ・ヤーレヤ」、軽快なねぷた囃子に合わせ張り上げる掛け声とともに、明りで浮かび上がった勇壮な武者絵が動き出す‐本市夏の風物詩「黒石ねぷた祭り」。

 平成5年4月、県無形民俗文化財の指定を受けたこの祭りは、子ども中心の3世代交流の場であるとともに、市民総参加の祭りでもあります。

 その起源は、定かでありませんが、ねぷたは藩政時代から七夕祭「灯ろう」として受け継がれ、幕末まで持ち歩きの「組ねぷた」として、消防組単位で出陣していました。

 また、『黒石地方誌』「山田家記」の中に、「天明6年(1786)七夕祭、例年の通り賑賑敷…」という文があり、この年以前から「ねぷた」が存在していたと判断できます。

 現在のような祭りの運行形態となったのは戦後からで、その形も昭和35年の道路交通法の施行で、高さや幅が制限されました。

 県内では、青森市の「人形ねぶた」、弘前市の「扇ねぷた」が有名ですが、黒石ねぷたには、人形と扇の両方が共存する特徴があります。

御幸公園からいざ出陣 特に、人形ねぷたの構造は、5段からなる高欄の上に、人形の本体を乗せているほか、背面には、見送り絵があるのも特色の一つです。

 全体的に青森市に比べて小規模ですが、作り方が繊細で色彩も鮮やか。運行台数も70台以上と多く、日本一と言っても過言ではありません。

 黒石ねぷたの会期は、今年も7月30日〜8月5日で開催されます。参加するもよし、観るもよし、津軽の短い夏を彩る黒石の祭りを、お楽しみください。




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