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| 広報くろいし2004年6月1日号より | ||
| くろいし魅力百選 その74
−市消防団第三分団第三消防部屯所− |
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市内随一の飲食店街「よされ横丁」がある甲徳兵衛町には、「こみせ」で有名な中町との境界に「市消防団第三分団第三消防部屯所」があります。大正13年に建築された屯所は、洋風デザインを取り入れた木造2階建て。市内に残る6か所の火の見やぐらを持つ屯所の中では、元町の第二分団第二消防部屯所(同9年)に次ぐ古さです。 建築当時は、1階に蒸気ポンプを配置し、2階前方にバルコニーを設けていましたが、昭和3年、消防自動車の配備で1階部分を増築。その際、バルコニーは取り外され、現在の建築様式になりました。 また、2階部分前方には、1間(約1.82m)×1間の望楼を3段載せているため、全体で5階建てになり、高さが、約13.68m。 現在のように電話での通報手段が無い当時は、遠方を見渡す火の見やぐらが、火災の早期発見などに、大きな役割を果たしていました。 1階には、駐車スペースのほか、器具置場や8畳の和室・流し台・洗面所を配置。和室には、囲炉裏が設けられ、団員たちの休憩や懇談の場として役立っています。 2階は、18畳間と12畳間の部屋が縦列に並べられ、かつて結婚式や各種地域の会合が行なわれたほか、今日の集会所の役割も兼ねていました。享和元年(1801)、黒石町の火消組誕生から200年余りが経ち、時代も変遷。 屯所は、平成13年12月に市有形文化財の指定を受けたほか、昨年7月には、本市5件目となる県重宝の指定を受け、歴史と伝統を誇っています。 |
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