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| 広報くろいし2003年2月1日号より | |||||
| くろいし魅力百選 その62
−改修された「第2消防部屯所」−
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昨年12月、元町交差点にある黒石消防団第2分団第2消防部(山崎達也部長)の屯所改修工事が完成し、ほぼ建築当時の外観となりました。この屯所は、総面積が67坪の木造2階建てで、2階部分の上に火の見やぐらを設け、大正9年に建築されました。市内に現存する火の見やぐらのある屯所の中では、最も古い建物として知られています。 消防団の日常活動は、地域内の屯所を中心として行われていますが、藩政時代から明治にかけては、組頭や部長宅を拠点としていました。 明治には、消防組として警察署の指揮監督下に置かれ、腕用ポンプなどの消防器具も署内に保管。その後、機械器具が発達するのに伴い、専任機関士や消防組員の常駐、集会施設などが必要となり、消防事務所(現在の屯所)が建てられました。 大正9年には、本市最初の消防事務所として第2消防部を、同13年には第3消防部(甲徳兵衛町)を相次いで建設。いずれも屋上には火の見やぐら(望楼)が設置されています。 また同12年、第2消防部にガソリンポンプが配備され、市内で最も早く事務所下に貯水槽が設けられました。 この消防事務所が『屯所』と呼ばれるようになったのはおよそ終戦後で、歴史的にそう古くはありません。 |
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火の見やぐらは、火災等の早期発見と付近への周知が使命で、屋根上に建てられる場合が多く、1階は車庫、2階部分が集会室、そしてその上が火の見やぐらという構造になっています。 現在は屯所の老朽化などから増改築が進み、火の見やぐらを残しているのは市内でも6か所。平成13年9月に本市で開催された「火の見やぐらサミット」をきっかけとして、火の見やぐらの歴史的価値や保存・活用方法が見直され、第3分団第3消防部を現存の状態で改修しました。 さらに昨年11月には、第2分団第2消防部の改修工事に着手し、約1か月ほどで完成となっています。 今回の工事では、主に外側部分を中心に改修。シャッターを取り付けてあった扉部分を木製としたほか、トタン張りだった外壁も板張とし、2階部分の窓はアルミサッシから木製に変え、建築当初とほぼ同じ外観となりました。 現在1階の車庫には、最新式のCD−U型ポンプ自動車が配備され、団員17人が地域の防災活動にあたっているほか、2階の集会室は、コミュニティ活動の拠点として、広く地域住民に活用されています。
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