くろいし魅力百選 その54
−今年も公開! カタクリの群生地−
今号では、本市の新たな自然の魅力として、県内外から注目を集める「カタクリの群生地」を紹介します。
雪解けを待ちわびたように競って咲き誇るカタクリは、ユリ科カタクリ属の多年草。1枚の葉ができるのに3〜4年、2枚目の葉ができるまでにさらに3〜4年かかり、7年以上の歳月を経て、ようやく可憐な紫紅色の花を咲かせる早春花です。
北海道から九州の各地、朝鮮から中国にも分布していますが、今では野生の群生地が減少し、希少な植物として注目されています。
ボランティアの手で公開実現
浅瀬石財産区が所有する雷山に、カタクリの群生があるのが知られたのは、平成12年の春。広さが約3ヘクタールで、1か所にまとまった規模では、日本有数といわれています。昨年は、この貴重な群生地を保護しながら、新たな本市の魅力としてPRしようと有志が集まり、ボランティア団体「カタクリの小径(こみち)の会」(丹羽正樹代表)を組織。
土地所有者である財産区の承諾を得たうえで、約20人のスタッフが倒木をよせ、ごみを拾い、チップをまいて遊歩道を整備しました。
こうして広く一般公開された昨年は、4月28日〜5月13日のゴールデンウィークを含む16日間で、約4千2百人が鑑賞に訪れ、植物愛好家はもちろん、県内外でも大きな反響を呼びました。
今年も送迎バスを運行
先月8日、カタクリの小径の会が開いた総会では、今年も一般公開することで合意。 虹の湖公園から1日6往復のシャトルバスを運行し、料金は昨年と同様、運賃・管理費を含めて1人1千円(小学生以下500円)と決めました。
公開期間は、4月25日〜5月10日を予定していますが、今年は暖冬の影響で開花が早まる可能性もあることから、開花時期に合わせて日程を調整。詳しい公開日程やシャトルバスの運行時間は、次号の本紙で掲載します。
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