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| 広報くろいし2000年12月1日号より | ||
| くろいし魅力百選 その40
−10周年を迎えた「せせらぎの園」−
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![]() 弘南鉄道境松駅から徒歩で3分、田舎館村堂野前の地内に知的障害者の通所授産施設「せせらぎの園」(五戸友江園長)があります。 20人の園生が通いながら共同作業を行う同園は、平成2年4月に開設以来、今年で10周年の節目を迎えました。 園の一日の始まりは午前9時。朝礼と体操を終えた園生は、コンデンサーの枠差し・アース線巻き・糸切り・木工・などの4グループ毎に分かれて、作業にかかります。 午前中が2時間半、昼食と昼休みをはさみ午後2時間が作業時間。掃除と終礼を終えて午後3時半過ぎには、帰路につきます。 園では、作業のほかにも、お花見や旅行・運動会など四季を通じての楽しい行事を開催。また、地域などの各種イベントにも、積極的に参加してきました。 中でも、市主催の「花壇コンクール」には、平成6年に初参加して優秀賞を受賞。翌年からは4年連続して最優秀賞を受賞するなど、積極的に取り組んでいます。 施設の運営は市社会福祉協議会(以下「市社協」)があたり、五戸園長以下7人のスタッフが、園生の作業指導や生活面でのケアを担当。開設以来のベテラン職員も多く、サポート体制も万全で、充実した10年間を歩んできました。 もう一つの10年 園開設の背景に、もう一つ10年という歳月を要した歴史があります。 昭和55年、市社協が職業訓練校内(市内緑ケ丘)に、知的障害者の小規模作業所「愛の授産所」を開設。指導員1人と所員5人での開設は、県内でも先駆的であり、各方面から注目を浴びてのスタートとなりました。 当時の状況を、市社協の渡辺修一事務局長は、次のように振り返っています。 「金も物も仕事も無く、所員もなかなか集まらない中での見切り発車でしたが、ボランティアと多くの善意に支えられた10年でした。でも一番の宝は、『所員の笑顔』だったと思います。」 58年からは、入所者も増加し作業の受注も少しずつ順調に推移。こうした所員や職員の努力の積み重ねが認められて、ついに公的授産施設「せせらぎの園」が誕生しました。 市民の誇りでもある多くの善意は、「あおぞら作業所」開設へと受け継がれています。 |
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