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広報くろいし1999年6月1日号より
くろいし魅力百選 その24
−大川原温泉「会館ふくじゅ草」−


大川原温泉「会館ふくじゅ草」

 国道102号から温湯トンネルを過ぎ、394号に入って沖揚平地区に向かう途中に、世帯数34戸・人口160人の大川原地区があります。



 "奇習!大川原の火流し(県無形民族文化財)"で知られるこの地の春は、村内に群生し、例年4月上旬に開花する"福寿草"が咲くころにやってきます。

 地区民が集まる会館は、この花の名前にちなんで「ふくじゅ草会館」と呼ばれ、親しまれてきました。

 会館が移転・新築されたのは、平成8年12月末。県営西十和田地区中山間地域総合整備事業の一環として、県が大川原温泉跡地に、活性化施設を建設しました。

 県は、施設の完成後、建物のすべてを市へ委譲。市は、管理・運営を大川原町内会へ委託し、「新ふくじゅ草会館」として活用されています。

 施設内は、集会場と公衆浴場の機能を兼ね備えているほか、山菜加工体験室や展示室などを配置。コミュニティー活動をはじめ、火流しの伝承講習などに使用されています。公衆浴場

 昔ながらの源泉を引いて造られた公衆浴場は、誰でも入浴できます。入浴料金は、大人が200円で子どもが100円。

 源泉の温度は57℃と高温で、湯量も毎分150gと豊富。アルカリ単純泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺のほか、冷え症や疲労回復などに適応。利用者には、熱が冷めにくいと評判も上々です。

 建物は、温泉熱利用の消雪設計。館内にも随所に床暖房が敷かれています。



 「いで湯の里・黒石」として知られる本市ですが、この大川原温泉はまだ知らない人も多いはず。行楽などの帰りに、ぜひ一度ご利用してみてください。あずましさは、請け合いです。



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