ホームくろいし魅力百選>その17「大正時代の建築物 市消防団の望楼」

広報くろいし1998年10月1日号より
くろいし魅力百選 その17
−大正時代の建築物「市消防団の望楼」−

望楼最上階からの眺め
望楼最上階からの眺め

囲炉裏のある休憩室
1階には囲炉裏のある休憩室も
甲徳兵衛町の望楼

甲徳兵衛町の望楼


 本市には、今でも数多くの「火の見やぐら」があります。正式には「望楼(ぼうろう)」と呼ばれるもので、元町・ぐみの木・甲徳兵衛町・山形町の4か所は、大正〜昭和初期の建物。いずれも1階と2階部分は改修されていますが、ほぼ建築当時の姿を残しています。

 中でも、大正13年に建てられ、改修箇所が少ない甲徳兵衛町の望楼は、現在、市消防団第3分団第3消防部の屯所として使用されています。

 1階部分は、消防ポンプ車の車庫と、昔ながらの囲炉裏が残る休憩室があるほか、2階は約30畳の大広間で、消防団の行事などに使用。歴代の消防団員の写真が飾られ、その歴史を感じさせます。

 2階からさらに狭いはしごを3本登ると、望楼の最上階。その高さは、地上から約13mもあります。

 第3消防部の佐々木隆部長は、「最近は通信設備が充実し、演習以外に登ることは少なくなりました」と、話していましたが、天井には、半鐘が吊るされ、今も周辺市街地を一望することができます。



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