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| 広報くろいし1998年6月1日号より | ||||
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−市指定文化財「鳴海家住宅」−
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中町通りに「鳴海家」があります。この鳴海家の家屋が、新たに市の有形文化財に指定され、4月10日、市教育委員会から文化財指定書が交付されました。 鳴海家は、創業約190年を誇る造り酒屋で、屋号を「稲村屋」といいます。文化3年(1806年)の創業ですが、建物はそれ以前からのもので、築200年以上。大きな改築、改修もされず今日に至っています。 約1570坪の広大な敷地は、中町と浦町にまたがり、母屋の奥には、酒造店としての作業場や蔵などが配されて、伝統的な店構えをみせています。 母屋の部屋数は、全部で15。店に入ると「帳場」があるほか、「常居」と呼ばれる居間や、第一線を退いた家主が使った「隠居部屋」など、それぞれの部屋に藩政時代から続く名前が残っています。 また、母屋を囲むように「つぼ」と呼ばれる庭がありますが、大石武学流様式の庭園で、座敷からの眺めは絶景です。 例年、4月から酒の仕込みが始まる10月までは、一般の人も作業場や庭園などを見学できるほか、「冬のこみせ」では、雪見酒の会場として座敷を開放。 中町角に位置し、隣に「こみせ駅」、向かい側には、国の重要文化財「高橋家」が並び、本市の顔となる街並の景観にも重要な役割を果たしています。 |
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