ホームくろいし魅力百選>その7「小嵐山と呼ばれる景勝地中野もみじ山」

広報くろいし1997年11月1日号より
くろいし魅力百選 その7
小嵐山と呼ばれる景勝地「中野もみじ山」−
小嵐山と呼ばれる景勝地 「中野もみじ山」 もみじ
 

 本市の南中野にある中野神社では、10月上旬から「紅葉まつり」が開かれています。神社の境内から続く紅葉山は、あたり一面があざやかな紅葉で覆われ、浅瀬石川渓流と織り成す自然美は、昔から景勝の地として多くの行楽客に親しまれてきました。境内には、樹齢約200年のもみじや大杉など、市指定の天然記念物や、約30基の川柳句碑なども建立されています。もみじ狩りは、今月上旬までが見ごろとなっています。

 

 「津軽三不動」のひとつ中野不動尊堂が祀られていた中野神社は、昔から不動堂と紅葉山で知られ、特に中野川の渓流と不動の滝は、風光明媚な景勝地として有名でした。

 中野神社は、大同2年(807)に、坂上田村麻呂が建立したと伝えられていますが、詳細は不明。不動尊堂は、明治3年(1870)5月、神仏分離令で、宝厳山法眼寺(山形町)に移され、中野神社は、日本武尊を祀るようになりました。

 ここのもみじは、弘前九代藩主越中守寧親公(えっちゅうのかみやすちかこう)が、亨和2年(1802)に、温湯村に一泊した際、中野山のもみじや滝に魅せられ、京都からかえでの苗木約100本を取り寄せ、中野不動尊に奉納。翌年、現在の場所に3本のもみじの苗木を移植しました。以来有名になり、京都の紅葉の名所である「嵐山」に対し、「小嵐山」と呼ばれるようになったと伝えられています。

 神社の境内には、このもみじ3本のほか、大杉3本、もみの木2本が昭和58年に市の天然記念物に指定され、保護されています。




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