郷土資料 その2  素材『創立110年』 資料名「110回目の誕生日」【愛校心】

 平成14年7月1日わたしたちの柏小学校は,110回目の誕生日をむかえます。お父さんもおじいさんもみんな,この学校を卒業しました。

 校長先生が『校章』についてお話してくださいました。
「わたしたちの学校の校章は,柏の葉っぱとどんく゜りでできています。昭和37年,今から39年前にできました。そのときに,熊ノ沢小学校という名前だったのに,柏小学校という名前になったのです。どうして柏になったと思いますか。それは,昭和33年と34年に熊ノ沢川のあたりが大水害にあったそうです。その時みんな流されて残ったのが柏の木だけだったそうです。それでこの柏を大事に守り育てていこうということで,柏にしたそうです。
 この校章には,柏の葉が三枚とどんぐりが三つありますね。この実は元気のよいみなさんです。三つの願いがこめられているんですよ。一つは,一生懸命勉強する子になってほしい。二つ目は,やさしい子に育ってほしい。三つ目は,体をきたえて丈夫な子に育ってほしいです。
 三枚の葉っぱは,いつもみなさんや学校のことを守ってくれています。だれだと思いますか。1枚目は,みなさんのことをいつも考えてくださる先生や福沢さん。二枚目は,なによりみなさんを大切に思っているお家の人やいつもあたたかく見守ってくださる地域の人たち。三枚目は,この学校を卒業された大勢の先輩達。
 みなさんのことだけでなく,この古い校舎のことも見守っているんです。
 この校舎はもう110歳のお年寄りです。みんなでプレゼントをしてみませんか。この校舎が喜ぶようなことを考えてみてください。」
 みんなは,校章をじっと見つめました。