• ホーム
  • 縄文トピックス
  • 青森の縄文遺跡郡
  • 縄文エッセイ
  • フォトライブラリー
  • ムービーライブラリー
  • リンク
縄文エッセイ|「縄文ファン」の方々が綴ったエッセイ。青森の縄文遺跡の魅力に迫ります。
新進気鋭の映画監督・フォトグラファー達が制作監修したムービー・フォト公開中! ムービーライブラリー フォトライブラリー
ホーム縄文エッセイ ナワメシ ~縄文遺跡ランチ探訪~:第7回 青森市浪岡「羅針盤」

縄文エッセイ|「縄文ファン」の方々が綴ったエッセイ。青森の縄文遺跡の魅力に迫ります。

ナワメシ ~縄文遺跡ランチ探訪~|takapu

第7回 青森市浪岡「羅針盤」

2008年11月7日

味わいと親しみやすさ、
「デートスポット」としての縄文遺跡

はっきり言って、自分は縄文遺跡を「普段使い」ができるデートスポットにすべきと思っている。

というのは、この連載を書いている中で、縄文遺跡という存在が未だに「あー…難しい」という、学術的な対象としての関心しか持たれていないのでは?と思うからだ。

たとえば、イギリスのストーンヘンジの場合には、「え?そんなものがあるの?」という部分を見た目のインパクトが担い、これを目的に人々が足を運ぶという、わかりやすい構図になっている。

そんな世界に名だたる世界遺産であっても、親しみやすさがあるからこそ、数多くのお客さんが足を運び、その結果としてその場所が持つ意味を、多くの方々に発信できるものだと思っている。

一方、「噛めば噛むほど味が出る」といった感がある青森の縄文遺跡の場合、何度も噛んでもらうための親しみやすさが必要で、その場所が「難しそう」と思われる要素は不要。そんな象徴としてのデートスポット、遠くの街に行かずとも近所のまったりスペースに行く。そんな感じのスポット。

そういうイメージで縄文遺跡を捉えると、それは公園となり、公園を二人で歩き回った後には、男子も女子もお腹が空いて、美味い食事やスイーツが食べたくなる。

小牧野遺跡から車で30分
豊富なメニューの「羅針盤」

ミステリーサークルのような環状列石がある小牧野遺跡から、車で約30分走らせると、そんなシチュエーションにぴったりのお店にたどりつく。

そのお店「羅針盤」は、豊富な種類のアイスで有名なカフェ。しかし、個人的にはこのお店の真価は、アイス以上に豊富なフードメニューとスイーツメニューにあると思う。

縄文の食卓にも登場していた!?数千年前と今を結ぶ食材「木の実」。

濃厚なチーズとふわふわオムレツ
コクのある味わい「らしんばんドリア」

例えば、この「らしんばんドリア」。オーブンで焼かれたチーズの焦げ目が、食欲を喚起して、スプーンに乗せると芳ばしく濃厚な香りが立ちのぼる。

しかも、このチーズの下にはふわふわのオムレツが隠れている。なので、チーズの濃厚な味わいと、卵の軽い食感とコクがしっかり一体に。これは、難しさなんて皆無の美味しさ。

そんな、熱々のドリアを食べたあとは、食後のデザート。「本日のケーキ」という日替わりスイーツに「焼きりんご」の文字を見つけたからには、アイスではなくこちらに手が伸びてしまう。

おばぁちゃんが作り出すこだわりの味

地元浪岡産の紅玉、ソース、アイス
3つの味が絶妙な「焼きりんご」

見た目に鮮やかな焼きりんごは、テーブルに運ばれてくる前から、甘い香りが席に伝わってくる。そこに、蔕のようにミントがあしらわれたバニラアイスが乗り、ベリーを中心にした果物のソースを合わせると、アーティスティックな一品となる。

実は、このスイーツを作っているのは青山にあるお店で数年間修行を積まれたパティシエさん。なので、地元食材+トーキョースタイルといった、個人的にも「そうあるべき!」と思っているプロモーションが、プレートの上で展開されている。

湯気によって甘酸っぱさと甘さが入り混じった、甘美な香りが立ちのぼり、ナイフとフォークで皮をむいてすっと一片を切り出すと、アイスは静かに溶け出してソースと混ざり合うことで幾何学模様を生み出す。

地元・浪岡産の紅玉の甘酸っぱさと、ソース、そしてアイスのトライアングルは、りんごの味を引き出しながら、舌に新鮮な味を印象付ける。そして、艶を残しながらしっとりと焼かれた皮にソースを絡めると、こんなに気持ちいい味があるものかと唸ってしまう。

やはり、縄文遺跡から足を伸ばして伺える場所には、こんな感じのお店がもっとほしい。プレートの上に残ったソースを口にしながら、そんな思いは強くなるばかりだ。

素朴な味わい、愛情たっぷりの「きんか餅」

おばぁちゃんの手の温もり、「愛」が宿るお餅

データボックス

《羅針盤》

  • 住所:青森県青森市浪岡細田1-14
  • 電話:0172-62-9279
  • 営業時間:11:00~20:00

※ラストオーダー19:30

  • 定休日:木曜日

[メニュー]

  • らしんばんドリア:550円
  • 今日のケーキ:350円
  • 7色パフェ:550円

※メニューは一例です。

プロフィール|Profile

takapu

  • 1976年神奈川県相模原市生まれ
  • 昔から地域で食されている、伝統的な郷土食の掘り起こしや背景調査によって、食による地域活性化を応援する郷土食コーディネーター。昨年から青森県と共同で、「津軽料理遺産」プロジェクトを進行中。
  • 「郷土の味を、その郷土に住まずに分かるわけがない」というスタンスから、現在は神奈川から青森に移住し、縄文遺跡を探訪しているうちに、縄文遺跡周辺にあるランチが旨い店の発掘に目覚める。
  • 郷土食以外の食べ歩きは、ブログ「ひるどき日本ランチ日記」にて発信中。

 

お問い合わせ個人情報の取り扱いこのサイトについて

  • 青森県企画政策部企画調整課
  • 〒030-8540 青森市長島1丁目1番1号
  • TEL.017-734-9136 FAX.017-734-8029
  • Get Adobe Flash PLAYER
  • Get Adobe READER
  • GET Quick Time
Copyright© 2008 Aomori Prefectural Government All Rights Reserved.