

2008年10月17日
青森といえば、ぐるりと海に囲まれた本州最北端の県。なので、観光で訪れる方々にとって「これは、食べておかねば…」なアイテムの代名詞は魚となる。
だから、刺身で食べたい、焼き魚で食べたい、煮魚で食べたい、はたまた、青森ならではの食べ方があるならば、そこで「おぉ…」と唸って感心してみたい。と思ってしまうのは仕方がない。
ということで、三内丸山遺跡に向かう際に立ち寄れて、しかも旨い魚がしっかりと食べられるお店をご紹介。

青森空港から約30分程度で到着する「むつわん」というお店。このお店、定休日の日曜と祝日を除いて、ランチの営業が毎日11:30から始まるのだが、開店前の駐車場には一台また一台と車が集結してくる。
清潔感が伝わってくる外観、そこの暖簾をくぐって店内に入ると、一人客でも安心のカウンター、大小入り混じった個室、そして大量の海老が入った水槽が出迎えてくれる。ちなみに、個人的には職人さんが刺身包丁で、新鮮な魚をすっとさばいている姿が見られるカウンターがオススメだ。
そんなお店のランチメニューは、魚好きの期待に応えてくれること請け合いのラインナップ。「刺身と焼き魚と天ぷらのお店・むつわん」と、入り口の大きな幟に書かれているように、しっかりと魚を堪能できるアイテムが用意されている。しかも、安い。日替わり定食になると650円で焼き魚と刺身が堪能できてしまうほどだ。
で、この日注文したのは、ウニとイクラが入った特上海鮮丼(1,300円)。カウンター越しに、職人さんが熱々のごはんの上に、1つ、また1つといった具合に白いキャンバスの上に、色鮮やかなネタを敷き詰めていく。
この日のネタは、マグロ、カンパチ、ホタテ、鯛、サーモン、イカ、そしてウニとイクラ。ここまで豪華なラインナップになると、どれから食べるかという問題よりも、どれを最後に取っておこうかなんて、ついつい思ってしまう。


三内丸山観光ルートに欠かせない店の一つ結局、マグロから食べることに。しっとりした赤身の旨み、次にごはん、やっぱり旨い。これが基本の流れとなって、カンパチを食べて、ホタテを食べて、イカを食べて、時に味噌汁を口にして、サーモンを食べて…といった具合に食べ進め、この海鮮丼の主役・ウニとイクラの部分はおもむろにほおばる。すると、「魚を堪能した!」という気分がフルに満たされる。この店に限ったことではないが、刺身定食になくて海鮮丼にあるのは、たぶんこの征服感だと思う。
そして、食べ進めていくうちにうれしい誤算が発生。それは、お刺身がたっぷり盛られたゆえに、ご飯だけが先に終わってしまったのだ。でも、茶碗でごはんのお代わりをもらうこともできるので、幸せな時間の続きを味わうこともできる。
このお店、「三内丸山から、どうやって行けばいいのでしょうか?」といった問い合わせもあるようで、三内丸山観光ルートに欠かせない店の一つとして、認知されている模様。
そして、刺身と天ぷらとイクラ丼がセットになった「むつわん定食」や、コストパフォーマンスに満ちた日替わり定食等、リピートしないといけない理由が多々あるお店。
遺跡も通い詰めれば、時代背景や文化といった色々なものが見えてくるのと同じで、お店も通い詰めれば懐の深さや凄さが見えてくる。ここは、そんなことを教えてくれるお店だ。

※メニューは一例です。