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○この家庭教育手帳は、乳幼児期の子どもを持つお父さん・お母さんが、親子のきずなを深め、心豊かな子どもを育てていくことを応援するためにつくられました。
○手帳には、家庭での教育やしつけに関して、それぞれの家庭で考え、実行していただきたいことが書かれています。ぜひ、お父さん・お母さんにお読みいただき、子育てのヒントとしてください。
○また、記録スペースに、成長していく子どもの様子や親としての思いなどを綴っていただければ、子どもにとって、世界に一つのかけがえのない手帳ができあがることでしょう。
○巻末には、子育てやしつけに役立つ情報・相談の窓口などを紹介していますので御活用ください。
○子育ては大変なものですが、大きな喜びや楽しみをもたらすものでもあります。この手帳が、その一助となれば幸いです。
目 次
1.家庭とは? 子どもが家で身につけたことは、生涯、ずっと生き続ける。
2.しつけ 正しいしつけが子どもへの最大の贈り物かも。
3.思いやり 愛は、家庭で教わらなかったらよそで学ぶのはムズカシイ。
4.個性と夢 人は夢を育て、夢は人を育てる。
5.遊び 遊びが子どもを大きくする。
「あなたの家庭にもっと望むことがあるか」と子どもたちに聞いたところ、どの年代の子どもでもいちばん多かった答えは「家族のみんなが楽しく過ごす」でした。そんな当たり前のことを子どもたちが願わざるを得ない現実を、親として真剣に受け止めたいものです。
必要なモノさえ与えていれば子どもは育つ、と思えた時代もありましたが、いまや心安らぐ楽しい家庭は家族が意識的に協力し合わなければなかなか得られません。子どものために、自分のために、もう一度家庭を見つめ直してみましょう。
安らぎのある楽しい家庭をつくる、と決めよう。
子育ては大事ですが、一日中、わき目もふらずに集中しては疲れてしまいます。親のイライラは、子どもにも伝わっていくものです。
大切な子育てだからこそ、自分の時間をつくり、心を健康に保つことが大切です。夫婦で助け合ったり、育児を手伝う仲間や仕組みを活用したりして、リフレッシュする時間をつくりましょう。
また、一人で悩まずに、家庭教育相談、保健所・保健センター、児童相談所などにも勇気を出して相談してみましょう。
親が幸せで笑顔でいる家庭でこそ、子どもも幸せを感じられます。
親がまず幸せになる、と決めよう。
家庭での父親の存在感が薄くなり、社会の善悪のしつけがおろそかになってきたと言われています。父親は、基本的な考えは共有しつつも、母親とは違った視点で子育てをすることで、密着しがちな母子関係を修正していく役割があります。この場合、父親が自然に参加し、その影響力を発揮できるように、両親はお互いにパートナーとしての配慮をすることが必要です。母親は子どもの前で、父親をけなしたり、見下したりしないように気をつけましょう。父親も、子どもの前で母親をどなったりしないようにしましょう。
夫婦で一致協力して子育てをする、と決めよう。
話さなくてもわかり合える関係が、今とても難しくなっています。夫婦の間、親子の間での会話を増やしていくことが、家庭づくりのすべての基礎になります。ほんとうは夫婦でも親子でも何でも話せる仲でありたいものです。
会話を増やすには、全員で夕食をとる日を決めるなど、できるだけ一緒に食事をし、お互いにその日にあったことを話すとか、朝のあいさつをする、子どもに家事を頼む、一緒にスポーツをしたり地域のボランティア活動に参加したりする、などの工夫をすることが大切です。
会話を増やし、家族の絆を深める、と決めよう。
朝食をとらない子どもが増えています。また、過度の偏食や肥満などの問題も生じています。
食生活は、体の健康だけでなく、心の成長にも深くかかっわっています。一緒に食べる楽しい食卓や親が手間をかけて作った食事は、親の愛情を自然に子どもに伝え、そこでの満足感・信頼感は子どもの心を明るく強いものに発達させます。
栄養バランスのとれた食事を心がけ、一緒に食事をする曜日を決めるなどの工夫をして、できるだけ家族そろっての食事を習慣にしましょう。
家族一緒の食事を大切にする、と決めよう。
ひとり親家庭では、親が働きながら子育てをするため、ゆっくりと子どもと接する時間が少なくなりがちです。しかし、子を思い、より良い将来に向かって努力する親の姿は、しっかりと子どもたちの心に響いているはずです。
また、様々な悩みなどは、一人で抱え込まず、親類や友人の協力を得たり、地域の相談窓口や子育てを応援・サポートしてくれるシステムなどを積極的に活用したりしましょう。
いつも自信を持って子育てをする、と決めよう。
「自分さえ良ければいい」「ルールを守らない」という人は、人から信頼されず、キラわれますよね。子どもがそういうことをしたとき、ちゃんと正さないと、それでいいのだと勘違いした困った人に育ってしまうかも。「自分の子だけ良ければよい」という考え方(自子主義)はやめ、間違ったことは愛情をもって本気で叱り、正しくしつけましょう。
そして、親自身もルールに反することはしないように気をつけましょう。子どもに信頼され、尊敬される親であり続けるためにも。
間違った行いはしっかり叱る、と決めよう。
しつけは大切ですが、しつけなくては、という気持ちから、ついたたいてしまい、その行為に歯止めがきかなくなってしまう場合もあります。子育てのイライラやストレスが、子どもへの愛情を忘れさせ、叱るという行動にすりかわっているのではないでしょうか。
上手な叱り方のヒントは、「叱られる側」の子どもの立場にもなって考え、「そう言われたら子どもはどう感じるだろうか」「子どもはどう受けとめるだろうか」、まずここから考えてみましょう。
子どもの体や心を傷つけるような叱り方は、教育的な効果がないばかりでなく、児童虐待につながる可能性もあります。
「叱られる側」の子どもの立場も考えてみる、と決めよう。
子どもたちは、家庭でのルールや約束を守ったり破ったりしながら、人との関係の在り方や社会のルールの大切さを学んでいきます。
家庭のルールには、あいさつ、家に帰る時間、寝る時間などの生活上のルールもあれば、他人に迷惑をかけない、うそをつかないなどといった道徳上のルールもあります。
しつけに一貫性をもたせ、しっかりと身につけさせるためにも、夫婦がよく相談してはっきりしたルールをつくり、子どもとともに親もそれを守りましょう。また、子どもの意見を聞いて一緒にルールをつくるという姿勢も大切です。
我が家の生活の約束事やルールをつくる、と決めよう。
安易にモノを買い与え過ぎると、子どもは欲しいモノを手に入れるために努力したり、我慢したり、工夫したりすることができなくなります。そして、やたらとモノを欲しがり、自分の気持ちを抑えられなくなってしまいます。
ねだられても必要以上のモノを買い与えないこと。こづかいは多すぎず決まった額の中で自分でやりくりさせること。
子どものためを思うなら、お金より、心や愛情を使いましょう。
子どもに我慢を覚えさせる、と決めよう。
子どもたちの自己中心的な言動や自立の遅れの背景には、自己責任の考え方が身についていないことがあります。日本の親は子どもを甘やかしがちで「自分のことは自分でする」などのしつけがされないことが多いようです。
家庭でのルールをつくり子どもたちに家事を担わせることは、責任感や自立心、自分が役立っているという気持ち(自己有用感)をはぐくむ上で大切なことです。「後片付けをきちんとさせる」など、小さなことから家事を手伝うことを習慣づけましょう。
責任感や自立心がある子に育てる、と決めよう。
テレビやテレビゲーム、ビデオにばかりのめり込むと、屋内に閉じこもる、人や自然と触れ合う体験が不足する、人間関係をつくる力や他人を思いやる心が育たない、死や生の現実感覚が薄くなる、仮想と現実の区別がつかなくなるなど、子どもの健全な心の成長に影を落としかねません。
友達との遊びや自然体験などの機会を用意し積極的に参加させるとともに、テレビやテレビゲーム、ビデオにばかりのめり込み過ぎないようにルールをつくり、それを守る習慣をつけさせましょう。
テレビやテレビゲームに浸らせない、と決めよう。
子どもの健やかな成長のために、睡眠は大切です。
子どもたちの寝る時間が遅くなり、睡眠時間も短くなっています。深夜テレビや24時間営業の店などが、世の中にあふれています。家庭において、大人の夜型の生活に、子どもを巻き込んでいるのではないでしょうか。
早寝早起きの習慣をつけて、十分な睡眠をとることは、子どもの健やかな成長と生活リズムを確立するためには大切です。家庭で早寝早起きのルールをつくり、習慣をつけるようにしましょう。
早寝早起きの習慣をつけさせる、と決めよう。
今日、子ども部屋の問題がいろいろと出ています。子どもが部屋に閉じこもると、親の注意が行き届かなくなったり、親子の会話が減ったりします。また、子ども部屋が犯罪の場になってしまう例もあります。
子ども部屋が子どもの成長に役立つようにするには、ルールが必要です。居間に顔を出してから部屋に入る、子ども部屋に鍵をかけない、友達は部屋に入れる前に親に紹介する、親はその責任として必要なときに子ども部屋に入るなど、子どもの様子をしっかり把握できるように、各家庭で子ども部屋のルールづくりをしましょう。
子ども部屋を閉ざさない、と決めよう。
親のイライラした感情やスキンシップの不足、過保護・過干渉などは子どもの心の健康に影響を及ぼし、それは、しばしば身体的なサインになって現れます。
腹痛、吐き気、下痢、食欲不振、めまい、頭痛、発熱といった症状や、過食、不眠、指しゃぶり、爪かみといった行動まで様々なサインがあります。サインに気付いたら、病気だと心配するだけでなく、心の問題が原因になっていないか考えましょう。
「気のせいだ」「わがまま」「ずる休み」というような言葉で片付けず、様子をよく見、話をよく聞き、理解しようとする姿勢が大事です。また、かかりつけの医師にもよく相談してみましょう。
子どもの身体や行動に現れるサインを見逃さない、と決めよう。
人は愛され理解されたがっている存在です。理解されないときの不満がたまるとキレることもあります。突然子どもがキレたとき、本人も親も理由がよく見えず、怒ったり苦しんだりしますが、理由はあるのです。日ごろから相手の話をじっくり聞く、同じ目の高さで考える、深い関心を払う、といった姿勢を親が身につけることで、子どもは親に愛されている実感を得ることができます。
子どもは愛されていると感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。そして不必要に攻撃的にならず、他者や問題を受け入れることができ、大きく成長できるのです。
子どもが愛されていると実感できるコミュニケーションをする、と決めよう。
「バスや電車で席をゆずること」を小・中学生の65%は「していない」「あまりしていない」と答えています。弱い人を思いやり、行動する愛情や勇気を持った人に育てるために何ができるでしょう。
思いやりの心は、幼少のころからの日常における実践を通してはぐぐまれます。まず親が率先してやってみせながら、子どもたちが自然に妊婦や高齢者に席を譲ったり、障害のある人などが困っているときに声をかけたりすることができるようにしつけを行うことが大切です。
まず、親が率先して人助けをする、と決めよう。
子どもは親の姿を見て学んでいく。
親に感謝し、親を思いやる心は、広く他人を思いやる心の基となる大切なものです。まず親が自らの親である祖父母を大切にする姿を見せることを心がけましょう。
高齢の親の世話について各国の高校生に聞いたところ、日本の高校生は他の国と比べて、「どんなことをしてでも親の面倒をみたい」という回答が少なくなっています。
大人たちは、自らの親への接し方や、思いやりに欠ける社会の在りようについて、子ども自身から問われているのだということを考えましょう。
差別をしない偏見を持たない子に育てる、と決めよう。
親は、子どもがいじめに加わったり、他人を差別し傷つけていることに気付いたときには、それが人間として恥ずかしい行いであることを教える責任があります。
その際、理屈であれこれ言うより、子どもを愛していること、素敵な人に育ってほしいこと、弱い者をいじめたり差別したりするのを見てショックだったこと、人が傷つくのを喜ぶことに怒りを感じたこと、二度としてほしくないこと、など親としてのほんとうの気持ちを伝える努力をしましょう。
また、まず親自身が偏見を持たず、差別をしない、許さないということを、子どもたちに示していくことが大切です。
差別をしない偏見を持たない子に育てる、と決めよう。
いちばん素敵な本は、お父さん、お母さんの声で読む本だ。
親のぬくもりを感じながら優れた絵本に接し、一緒に共感し合うひとときは、子どもの感性や心を豊かにする貴重な時間になります。
食事の時間のように「本の時間」を設けるなど工夫して、少ない時間でもいいから毎日本を読み聞かせたり、親子で一緒に図書館へ行くなど、小さい頃から本に親しむ環境づくりに心がけましょう。
ただし、早くから難しい本を読ませるのは子どもの心にストレスを与え、かえって本嫌いにさせかねないので、控えましょう。
子どもに命の大切さを実感させる、と決めよう。
身近な人の死を目の当たりにすることが少なくなったり、殺人を繰り返すテレビやゲームなどで虚構の死に慣れたりして、命の重さやかけがえのなさを感じにくくなっています。
自然の中で遊ばせたり、動物や草花を大切に育てたりするなど、様々な生き物とその死に触れる機会を意識的に用意し、子どもに生命の尊さや大切さを実感させましょう。
また、亡くなった人の家族や傷つけられた人の気持ちを想像させるなど、その悲しみがどんなに深いものかを理解させましょう。
子どもに命の大切さを実感させる、と決めよう。
子どもの歩く先の障害物をすべて先回りしてどけていく(過保護)、子どもの一歩一歩について指示をしていく(過干渉)のでは、いつまでたっても一人で歩けるようにはなりません。またチャレンジするチャンスや失敗から学ぶチャンス、遊びやいろいろな体験をするチャンスも奪ってしまいます。
親は、他の子どもと比べたり、自分の望みやペースを押しつけたりしがちですが、子どもは一人一人全部違います。その子の個性を認め、ありのままに愛したいものです。
過保護や過干渉はやめる、と決めよう。
子どもに大切なのは、自信と、自分を大切にする力です。それは植物の根のようなもので、深く広く張るほど大きな実りをもたらします。表面的なことにとらわれることなく、その子が大きく育つことを信じて心に豊かな水や栄養を与えましょう。
そして、その水や栄養となるのが、子どもの良いところを見いだし、ほめることです。叱るべきときは叱り、ほめるべきときはちゃんとほめる。一つ叱ったら三つほめるぐらいのバランスをこころがけましょう。ほめられることで子どもは喜びを感じ、自信や自尊心を育てていくのです。
良いところを見つけてほめる、と決めよう。
今の子どもは冷めていて、将来の夢や希望も持たず、難しい目標はチャレンジする前にあきらめてしまうと言われています。しかし、子どもは子どもなりに夢や希望を持っています。どんなに小さく、どんなにヘンに思えるものでも、その夢や希望に耳を傾けましょう。
また、自分の経験や、長い間にわたって苦労して夢を実現した人々の生き方などを折にふれて話しましょう。そして人生の目標は汗を流し、失敗を重ねながら達成していくものだと、励まし、あたたかく見守っていきましょう。親は子どもの応援団です。
子どもの夢や希望に耳を傾け励ます、と決めよう。
どれだけコトバを覚えているか、どれだけ何々ができるかなどと、他の子どもや平均値との比較に目を奪われ、自分の期待から子どもを評価することは、子どもたち一人一人の個性や成長のために良くありません。そういう親の下では、子どもまで自信をなくしがちです。比較して不安になるのではなく、どんなときも子どもの個性と成長を信じ、ゆっくりゆったり育てたいものです。
他の子との比較にとらわれない、と決めよう。
幼児期から知的な教育を始めさせる親が増えていますが、早くから勉強をさせられた子どもが小・中学生の段階で疲れてしまうことが少なくありません。他の子どもとの比較に目を奪われたり、早く成果をあげようとイラだったりする家庭の雰囲気も、子どもの心の成長をゆがめかねません。また、幼児期に大切な遊びや様々な体験の機会を減らすことにもなります。
子どもを見つめ、その個性に応じてじっくり時間をかけて育てることの大切さに気付いてください。
偏った早期教育を考え直す、と決めよう。
親が完璧主義にとらわれて自分や子どもに完全を期待すると、小さな失敗やミスにも過敏になり、イライラやストレスがたまります。それがエスカレートして育児不安や幼児虐待にもつながりかねません。
子どもは親の思い通りに動かなくて当たり前です。大事なところはきっちり押さえても、小さなことまではこだわらず、多少のことには動じない余裕を持つことが大切です。
子どもにとっても、完璧を目指す子育てより、肩の力を抜いた子育ての方が、のびのび育っていけるはずです。
完璧主義にとらわれない、と決めよう。
遊びは子どもの心の成長にとても大切です。特に幼児は遊びを通して感覚を働かせ、運動をし、物をつくり、想像します。しかし、遊びの機会が減るとともに、外で駆けまわるような遊びから、家の中でのひとり遊びが目立つようになりました。
また、テレビは好きだが玩具で遊べない、母親べったりで集団の中で遊べない、外遊びが苦手、などの遊べない子どもも現れています。
子どもにとって遊びがいかに大切かを認識して、ゆったりのびのびと遊ばせましょう。
子どもはのびのび遊ばせる、と決めよう。
子どもたちの体力が低下しています。
子どもの成長にとって、楽しく体を動かして遊ぶことはとても大切です。
体を動かすことによって得られる体力は、人間の活動の源となるものですが、子どもたちの体力は低下してきています。
また、乳幼児期は、走る、跳ぶ、投げるなどという基本的な動きを学習し、運動のしかたを身に付ける大切な時期です。
親子のふれあいや仲間との交流を深めながら、様々な外遊びを通して、いろいろな体の動きを学習させるとともに、体を動かす楽しさを教えましょう。
子どもと一緒に楽しく体を動かそう、と決めよう。
今の子どもたちは小さいころから時間に追われ、遊ぶ時間も削られています。遊ぶゆとりのない子どもの中には、「疲れやすい」「なんでもないのにイライラする」といったストレスを訴える子どもがかなりいます。
子どもは、ゆとりのある自由な時間を与えられることで、初めて心から遊びを楽しんだり創意工夫したりできるし、個性や創造性を伸ばせるのです。親は、勇気を持って子どもたちに時間とゆとりを与えましょう。
子どもの生活に時間とゆとりを与える、と決めよう。
テレビやテレビゲームなど屋内の遊びが増え、自然の中で遊ぶことが少なくなっています。野外で遊ぶことを勧めたり、実際に自然の中に連れ出したりして、動植物や自然と触れ合う楽しさに気付かせましょう。地域の自然に親しむ活動に家族ぐるみで参加したり、時には親から離して子ども一人で参加させましょう。
自然の中で遊ぶことで、驚きや感動を体験し豊かな感性をはぐぐむとともに、自然や環境を大事にする心や忍耐することの大切さなどを学びます。
子どもは自然の中で遊ばせる、と決めよう。
年の違う集団の中で、子どもたちは人間関係についてたくさんのことを学びます。年少の子はルールを守ることや我慢することの大切さなどを身につけ、年長の子は思いやりの心や集団をリードしたり役割を果たしたりする責任感を養っていきます。
身近な地域のボランティア・スポーツ・文化活動、青少年団体の活動などは、それぞれ年の違う集団の中で子どもたちが切磋琢磨する貴重な機会を提供しています。親はその大切さを見直し、子どもたちを積極的に参加させましょう。
地域の活動など年の違う集団に参加させる、と決めよう。
正月、ひな祭り、端午の節句、七夕、誕生日、クリスマス、暮れの大掃除など、家庭内の行事では家族とのふれあいが深まるだけでなく、高齢者など世代の異なる様々な人々とのかかわりやつながりができるなど、地域社会へも目が向くきっかけになります。しかも、日本の文化・伝統に親しむとても良い機会でもあります。
また、初詣や節分で無病息災を祈ったりすることは、人間の力を超えたものへの畏敬の念を深めるなど宗教的な情操をはぐくむことにもなります。
家庭内の年中行事や催事を見直す、と決めよう。
調査によれば、日本の青年は社会に対して不満を持ったとき「積極的な行動をする」とする割合が国際的に見て極端に低くなっています。
これまでは勤勉で従順な人が社会から求められましたが、これからは問題を解決するために自分で考え、工夫し、行動する、勇気ある社会人が求められます。自分の会社の利益だけでなく、家庭や地域、そして社会全体にまで目を配り積極的にかかわれる人に育てるために、まず親自身がその大切さを理解し、努力・挑戦することが大切です。
より良い社会をつくる努力を子どもに見せる、と決めよう。